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- 波戸 康広
日本代表として国際Aマッチ15試合に出場したサイドバックが波戸泰宏である。トルシエ監督のもとでは守備の立て直しの要として右ウィングバックに抜擢され、豊富な運動量と1対1の強さでファンを魅了した。
横浜Fマリノスでは右サイドハーフ、右サイドバック、ストッパーなど数々のポジションを完璧に務めた。スピードがあるオーバーラップから絶妙なクロスを配給できるプレーヤーであった。FWからDFまでどこでもプレーできるユーティリティープレーヤーの先駆けとしても知られている。
色々なポジションを経験することの多い選手にとって、波戸選手がどんなことを考えながらプレーをしているのかを知ることは、これからのサッカーとの関わり方が大きく変わるきっかけとなるはずである。